西脇北バイパス津万井トンネル工事の現場見学報告

見学日時: 
2018-09-29(土) 14:3016:30
学校名: 
愛媛大学
学科名: 
環境建設工学科
参加人数: 
9名【うち引率1名、生徒(B4、M1、M2)8名】

 台風が接近中であったため、現場見学の中止を心配していたが、トンネルの現場はそういった天候によって現場が止まることはめったにないらしく、無事開催された。最初、事務所で工事概要の説明を受け、質疑応答の時間を設けていただいた。その中では、周辺の住民の要望の中には具体的にどのようなものがあるかという質問があり、トンネル工事はやはり騒音が伴うため、住民の方の理解と上手なお付き合いがとても大事であることを学んだ。また、発破のやり方についての質問も出ており、中央から発破することや、騒音を減らすために少し発破の間隔をずらしながら行うことなどを教わった。一通り質疑応答が終了すると、車で現場に行き、トンネル内を案内していただいた。トンネル工事はNATM工法で行われており見学した時には支保工の設置が行われている段階、切羽付近ではアンカー設置のための穴を開けていた。現場では、詳しく工事内容について説明していただき、また、質問にも丁寧に対応していただき、より理解を深めることが出来た。その後、濁水プラントなどトンネル外の設備を見学し、事務所に戻った。その後、実際に見学してみて出てきた様々な質問にお答えしていただき終了した。

 この度、トンネルの現場を見学させていただいたが、学生はほとんどトンネルの現場を見たことが無く、大変勉強になり、終了後には皆ためになった、楽しかったと喜んでいた。学生の中には来年現場で働く人や、どのような職に就こうか悩んでいる人もいたため、これからの進路について考える良い機会となった。