【四国】土木学会四国支部 土木遺産巡りバスツアー~野中兼山の社会資本巡り~の開催報告

11月17日(土)、「土木学会四国支部土木遺産巡りバスツアー」は、参加者22名バス一台にてJR高知駅を出発しました。今回のバスツアーは、江戸時代初期に多くの土木工事により新田開発等を実施した野中兼山の遺構を巡りました。

山田堰(香美市)→三又(香南市)→手結港(香南市)→五台山(高知市)→八田堰(いの町)→新川のおとし(高知市)

正確な地形把握に基づく自然の力に逆らいすぎない設計、計画の総合的な合理性は、現代の土木に新鮮な示唆を投げかけます。加えて、高知港湾・空港事務所のご協力で五台山展望台から港を見下ろしながら高知港の歴史や整備状況を解説いただきました。参加いただいた皆様には、野中兼山の功績を知ることに加え、土木に関心を持っていただけたと思います。