新宿駅東西自由通路新設他工事の現場見学報告

　新宿駅東西自由通路新設工事の見学をさせていただきました。まず冒頭に工事の場所や工程や資材搬入のためのトンネル工事の説明をいただきました。工事は2012年頃から始まり、はじめの数年は工事の準備・設計に費やしたと伺いました。来年の供用開始を目指して各所仕上げの段階に入っており、躯体の工事はほぼ終了しており、内装の工事が主とのことです。
　本工事の特徴として、用地が大きくとれないこと、資材の搬入のために車を横付ける場所がなく、人力で駅構内の階段を利用して搬入するなどの苦労があるとのことでした。
　学生からは、各会社の担当する範囲（役割）に関する質問等がありました。また、工事用に設けられたトンネルの工事終了後の使い道に関して質問がありました。
　狭いところでの施工ということでしたが、出来上がった空間は広々としており、これが当初はずいぶんと狭いところであったことを考えると工事が大変であったのだろう、また高度な技術を駆使しているのであろうと想像されました。
　このたびは、お忙しいなか貴重な現場見学の機会を用意していただいたこと深く感謝申し上げます。ありがとうございました。