【中国】土木学会「夏休み親子見学会」の開催報告

令和2年8月30日(日)、広島高速道路5号線工事現場にて、親子20組51人(こども26名 大人25名)が参加してシールド掘削工法によるトンネル工事の見学会を実施した。呉工業高等専門学校重松教授による社会資本整備の役割や産官学による建設産業の環境改善の取組等の説明の後、広島高速道路公社から工事概要の説明を受け、トンネル坑内へと見学した。参加者は、直径13mの巨大なシールドマシンを見て、現場のスケールの大きさに感動し、近代化機械化され、安全を最優先したクリーンなイメージで工場のようだったと感想を持った。また、山をくり抜けるほどの大きい機械を操ることができる土木の仕事に魅力を感じたと、中学生からの感想もあった。そのほか、保護者からは建設業のイメージアップ、児童からは同様の見学会への参加希望の回答を多くいただいた。

 募集は受け入れ人数の半分とし、アンケート用紙やクリップボードは、消毒済みのものを準備。当日参加者は事前に体温を測った健康カードを持参し、マスク、手指消毒、ソーシャルディスタンスなどを取るなど、コロナ対策も徹底して行った。スタッフ・報道関係者すべてにも、体温を計測し、マスク、手指消毒をし、連絡先を確認して臨んだ。

 当日は36度を超える気温のため、熱中症対策として、ペットボトル飲料を配布した。

 当日の模様は、NHK・広島テレビ・新広島テレビ・ホームテレビ・中国新聞・読売新聞・中建日報の報道各社の取材があり、ニュースとして放映、新聞掲載された。

なお、同様行程を2回実施し、当初予定どおりつつがなく無事終了した。