令和元年(2019)は、昭和34年9月26日に東海地方に甚大な被害をもたらした伊勢湾台風の襲来から60年を迎えます。 当時から半世紀以上が経過し、当時の関係者や被災された方々も高齢化し、数少なくなってくる一方、伊勢湾台風を知らない世代が 時代の主役となりつつあるこの時期に、災害の恐ろしさや命の大切さを改めて認識するとともに、施設では防ぎきれない大洪水は必 ず発生するものへと意識を改革する必要があります。 自分や大切な人の“命を守るために”どうすればよいのか、みんなで考えるための契機となるよう本シンポジウムを開催します。
地域の防災力の強化に科学を役立てるため、市民の皆様が知りたい気象災害に関する防災科学の最前線を、各分野の専門家からわかりやすく伝えます。各分野の専門家と市民との相互交流を図り、地域や個人が準備すべき防災の備えに関する情報を参加者に提供し、防災力の強化を目指します。
伊勢湾沿岸に甚大な被害をもたらした伊勢湾台風の来襲から9月26日(木)で60年となります。あれから60年、伊勢湾沿岸は高度な産業・物流が広域に集積し、中部地域、そして我が国のものづくりと経済を支える地域に発展しました。台風による暴風・高潮及び切迫する南海トラフ地震・津波等の大規模・広域災害が懸念される中、伊勢湾沿岸が将来にわたりその機能と役割を果たせるよう、防災対策のあり方や今後の取り組みについて考える「伊勢湾台風60年沿岸防災シンポジウム」を開催します。
講師:玉野総合コンサルタント㈱ 地球環境部 地盤環境課技術 課長 長谷川 謙二 氏 題目:災害情報の見方(特に地盤災害に関する降雨情報について) 内容:雨の降り方と土砂災害の関係について解説。特に、土砂災害警戒情報発表の仕組みと意味について講義を行うと共に、事前避難の重要性を説明する。
講師:名古屋工業大学大学院工学研究科 社会工学専攻 秀島 栄三 教授 題目:電子紙芝居を使い,水害について考えるワークショップ 内容:特定非営利活動法人レスキューストックヤードが製作した”デジタル防災紙芝居”「大変だ,浸水しとる!!平成12年9月11日〜12日東海豪雨水害 ある被災者の記録」または「みんなで命をつなぐ地域づくり平成16年10月20日豊岡水害【台風23号】地域の闘いの記録」を鑑賞し,いつかの問いに答えながら,水害を減らすための備えについてみんなで考える.
テーマ:「作る現場と守る現場」 あいちの土木現場を見て回ろう!
1月18日の「土木の日」に関連して,土木施設を楽しみながら見学していただくことにより,土木建設事業の必要性・重要性について認識を深めていただきます. 皆様のご参加をお待ちしています.
行事名:「土木の日」関連行事:市民見学会(愛知県)『作る現場と守る現場』 日時:2019年11月9日(土)9:00~16:00 募集人数:40名 見学先:名古屋第二環状自動車道,名古屋港,日光川水閘門,埋蔵文化財調査センター 参加費:無料(昼食は含まれておりません)
複数の大学から学生を一同に集め、将来的に土木技術者を目指す学生を少しでも増やす事を目的にした交流会。
土木施設・遺産・プロジェクト等の 「土木魅力カルタ」を通じ、土木の魅力を語り合おう!!
参加者自身がお気に入りの土木施設等の魅力をカルタにし、 学生同士また土木技術者と大いに交流をはかる 「大」カルタ大会を開催。
今年度及び過去に中部支部関連で認定された選奨土木遺産を紹介する。
令和元年度中部支部管内の土木の日に関する行事の案内ポスターの発表、行事概要。
中部地方の工業高等学校教職員を対象に、伊勢湾環境水槽での疑似津波実験や、蒲郡港での浚渫工事現場を見学し、災害に対する取組や、土木の役割について学び考える。