敗戦を契機に復興を遂げた日本は、その後立て続けに起こった神武景気や岩戸景気といった好景気により高度経済成長期に入りました。そのような中で念願の東京オリンピック招致が決まると、昭和39年(1964)の開催に向け、東海道新幹線や高速道路網などの交通インフラ整備も急ピッチで進みました。 東京オリンピックを境にカラーテレビが徐々に浸透し、暮らしにも余裕が出るようになり、消費生活時代へと人々の生活も変化していきます。 今回の特別展では東京オリンピック開催の「1964年」の一端にかかわる資料を紹介します。
名古屋港管理組合では「みなと防災体験ツアー2019」を実施します。この機会に多くの方に名古屋港を広く知ってもらうとともに、今年は伊勢湾台風襲来60年の節目の年であることから、名古屋港の防災について理解を深めていただきます。
皆さまの日常生活を支える水道、下水道、都市ガス。地震が発生した時には、水道管、下水道管、都市ガス管も被災し、市民生活や地域の社会経済活動に大きな支障が出ます。 普段は地下に埋設してあり、見ることができない水道管、下水道管、都市ガス管。 地震時に発生する被害やその影響を学び、それぞれの事業者が行っている地震対策を学び、皆さまがご家庭でどのように備えればよいかを考えてみましょう。
13:00~13:05 開会挨拶 13:05~13:45 近年の豪雨の特性について 日本気象予報士会 東海支部 気象予報士 13:45~14:30 愛知県の河川における水害対策(ソフト対策)について 愛知県 建設局 河川課 14:30~15:15 愛知県における土砂災害対策(ソフト対策)について 愛知県 建設局 砂防課 15:15~15:25 (休憩) 15:25~16:05 みずから守るプログラムの事例紹介 NPO法人ウェザーフロンティア東海 理事長 植松 久芳 16:05~16:35 風水害外力の激化の兆候とその不確実性 名古屋工業大学 教授 北野 利一 16:35~16:40 閉会挨拶
講 師:名古屋工業大学 山本幸司 名誉教授 題 目:大規模地震発生時の緊急避難と緊急対応について 内 容:阪神・淡路大震災を大阪市内の自宅で体験し、土木学会の緊急調査団に参加した際の知見ならびに報告書の取り纏めに加わった経験を生かし、また東日本大震災からの教訓をもとに、来るべき東南海地震に対してどのような緊急避難、緊急対応が地方公共団体、小中高校生、ならびに一般市民にとって必要かについて判りやすく説明する。
講 師:長野工業高等専門学校環境都市工学科 轟直希 准教授 題 目:身のまわりの環境問題を考えよう ~電車やバスの大切さ~ 内 容:すごろくを通じて、自動車とバスの関係を学ぶとともに、渋滞が発生するメカニズムや排気ガスによる環境問題について学びます。 すごろくは、すごろく盤を利用して、参加者が「自動車」か「バス」のどちらを利用するのか一斉に宣言し、出した人の割合によって進むコマ数が変わるゲームです。参加者は、どの交通手段が早く目的地に着くのかを学習しながら、ゴールを目指します。その他、簡単な環境実験を行うことも可能です。
濃尾地震(1891 年に発生したM8.0 の直下型地震)によりできた根尾谷断層(特別天然記念物)の巡検、地震・断層に関係した科学実験、そして大学の先生による講義から、地震と断層の関係、地震のメカニズムを理解します。我々が生活している地球が変動し、時にはそれが私たちの生活に大きな影響を与えることを学びます。
土木女子と一緒に模型づくりやクイズを楽しみながら防災について考えよう
講 師:名古屋大学大学院工学研究科 土木工学専攻 中村友昭 准教授 題 目:津波と高潮 内 容:伊勢湾台風による高潮災害、東日本大震災における津波災害では多くの人命が失われました。今後想定される大規模な高潮や津波から人命や社会・経済を守るために、1)高潮、津波とは何か、2)これまでの災害、3)これからの備えについて紹介します。なお、ご要望に応じて高潮か津波のどちらか一方の内容とすることも可能です。