九州・山口地区は豪雨災害の頻発地として知られており、長年その実態解明について調査研究が実施されてきており、貴重な研究成果が蓄積されています。これらを地域社会に還元し、最新の自然災害科学の普及・啓発活動に努めることは重要です。このような状況の中、土木学会西部支部では、平成11年及び15年の福岡水害を契機として「都市水害に関するシンポジウム」を毎年開催し、研究者、実務家、技術者及び防災士の方々が一堂に会して最新の知見について討議を行ってまいりました。今回で20回目を迎える本シンポジウムは、令和2年豪雨災害を中心として討議することとし、その結果が豪雨災害に対する防災・減災の一助になることを期待しています。奮ってご参加下さいますようご案内申し上げます。