阿賀川直轄改修事業100年の節目を迎えるにあたり、阿賀川流域内の社会経済と川との関わりをあらためて認識するとともに、これまで実施してきた改修事業を振り返り、その効果について再認識したうえで、気候変動によるリスクの増大に備え、防災をはじめとしてこれからの川づくりのあり方について、住民の皆さんとともに考えることを目的にシンポジウムを開催します。
まだ記憶に新しい令和元年、福島県・阿武隈川は東日本台風により甚大な被害を被りました。この台風は過去類を見ない強大な勢力でしたが、地球規模の気候変動により、同等の台風・洪水の頻発化・激甚化が懸念されています。気候変動下において命を守るためには、これまでの治水対策だけではなく、まちづくりや避難の工夫を含めた、流域全体での対策、流域治水が必要であり、これからのあり方を考えるシンポジウムを開催します。
平成23年(2011)3月11日、観測史上最大のマグニチュード9という東北地方太平洋沖地震、それにともなう大津波、その後起こった東京電力福島第一原子力発電所事故、いわゆる「東日本大震災」は、南相馬に甚大な被害をもたらし、市民生活を一変させました。 あの日から10年。少しずつ歩みを進めてきた南相馬ですが、震災の爪痕は現在に至るまで深く残っています。 何が起こり、人々は何を考え、どのように復興への道を探ってきたのか。この10年間を、震災遺産や当時の人々のことばとともにふり返ります。
2011年3月11日の東日本大震災発災から10年が経った。福島は地震や津波による被害に加え、原子力発電所の事故による様々な影響を受け、その復興の過程は複雑であった。本シンポジウムでは、福島における今までの震災被害からの立ち直りの努力と葛藤を論議し、さらに福島の今後30年を見据え、復興の道筋を考えたい。
見学先:国土交通省東北地方整備局小名浜港湾事務所発注 小名浜港東港地区航路・泊地(-16m)浚渫工事現場 (受注者:五洋・不動テトラ・りんかい日産特定建設工事共同企業体)
〈プログラム案〉※おおよその時間です。一部変更になる場合もございます。 14:00~14:05 開会挨拶 14:05~14:15 開催趣旨 14:15~14:30 東港地区国際物流ターミナル整備について(講演・質疑応答) 14:30~14:45 小名浜東港地区航路・泊地(-16m)浚渫工事について(講演・質疑応答) 14:45~15:05 ポンプ浚渫船「駿河」の見学(見学・質疑応答) 15:05~15:15 揚土場の見学(見学・質疑応答) 15:15~15:30 全体を通じての質疑応答 15:30~15:35 閉会挨拶
なお、本見学会は、オンラインでの配信による現場見学会であり、国土交通省東北地方整備局・(公社)土木学会東北支部・(公社)地盤工学会東北支部・(公社)日本技術士会東北本部・(一社)日本建設業連合会東北支部・(一社)土木技術者女性の会東日本支部・(一社)建設コンサルタンツ協会東北支部・(一社)日本橋梁建設協会東北事務所の8団体共催となります。
2011年3月11日の東日本大震災発災から9年。 この間、多くの人が復旧・復興に携わってきました。来年で発災から10年を迎えるにあたり、発災からこれまでを振り返るとともに、今後の一層の復興・発展に協力し、東日本大震災での経験を日本の国土管理に役立てるため、土木学会はリレーシンポジウムを企画しました。 本シンポジウムはそのキックオフにあたるものです。今回は特に、福島県のこれからの復興に焦点をあて、未来にむけた建設的な討議を行います。
東北中央自動車道 福島~米沢間及び相馬福島道路の開通を契機に、福島県北の地域連携を実現させるためには、市町村や県、国が中心となり、市民やその他様々なまちづくり関係者等の共通理解を深めることが必要不可欠です。 そのため、本シンポジウムでは、道の駅などの「地方創生の拠点」を活用した連携活動の取り組み事例を紹介するとともに、多様な連携活動等の可能性について意見交換を行います。
岩手県・宮城県・福島県では、未曾有の被害をもたらした東日本大震災から9年目を迎え、国内 外の多くの方からご支援をいただきながら、復興の総仕上げに取り組んでいるところです。 このたび、復興まちづくりをテーマとして、震災の記憶の風化防止とこれまでのご支援に対する感謝の気持ちを込め、津波の被害状況及び被災地の復興状況を伝えるパネル展を、3県合同で開催するものです。
大川ダムを見に行こう! 国土交通省及び農林水産省では、国民の皆様に森林や湖に親しんでいただくことで、心と体をリフレッシュしながら、森林やダムの重要性について理解を深めていただくことを目的として、毎年7月21日から31日までを「森と湖に親しむ旬間」として位置づけています。 この旬間に合わせて、国土交通省阿賀川河川事務所が管理する大川ダムにおいて「若郷湖さわやかフェスティバル」を開催します。 会津地域をはじめとして、より多くの方々に参加いただき、治水や利水・環境面における森林やダムなどの重要性について理解を深めていただきたいと思います。