去る12月4日、アフガニスタンで銃撃され命を絶たれた医師・中村哲先生を追悼し、「緊急特別イブニングシアター」を開催いたします。 戦前に台湾で灌漑事業に尽くした八田與一を取り上げた「民衆のために生きた土木技術者たち」と2010年度第24回土木学会映画コンクールの最優秀賞受賞作品「アフガンに命の水を」の2作品を取り上げます。
地震と違い、事前に到来が予測できる大雨や風。 風水害に対して「いつ」「誰が」「何をする」を決めたマイ・タイムライン(事前防災行動計画)に焦点を当てて、自身・家族・地域の安全を守る避難行動のあり方について紹介します。
新河岸川流域内の小学生~大学生が、川に関する日頃の活動成果を発表し、さまざまな世代が川について交流する「第15回川でつながる発表会」を12月21日(土)に東大和市で開催します!
12/15より、アラボア講座シリーズ21を開催します。 第1話 「土木と文明と運河」 2019/12/15(日)10:30~12:30 第2話 「第2のスエズ運河にしよう」2020/1/26(日)10:30~12:30 第3話 「アメリカの事情とパナマ運河」 2020/2/23(日)10:30~12:30 第4話 「パナマ運河を作ったのはルーズベルト大統領だ」 2020/3/15(日)10:30~12:30 第5話 「荒川放水路(及び大河津分水路)工事から学ぶ治水の現場」 2020/4/26(日)10:30~12:30 第6話 「荒川下流と治水の風景(あらかわ号乗船予定)」2020/5/15(金)
開催趣旨: 日本学術会議と防災学術連携体では、この秋の台風や大雨による災害のうち、主として「令和元年台風第19号」の災害を対象とし、地球温暖化と共に激化する気象災害の軽減に取り組むための緊急報告会を開催します。緊急報告会では、「令和元年台風第19号」に関する各学会の調査結果を共有し、学会間の情報交流を進め、今後の対策を総合的に議論します。 なお、この度は、日本学術会議講堂(東京会場)に加えて、大阪の常翔ホール(大阪工業大学梅田キャンパス)にてパブリックビューイング(同時中継)を行います。
土木学会国際センタープロジェクトグループではわが国の技術基準の国際化について、各分野における具体的取り組みの紹介を行っている。 今回は道路分野における技術基準の国際展開をテーマに、国土交通省による道路分野の海外展開戦略の紹介の後、 ミャンマー国における舗装技術の移転と技術基準の策定・普及事例について、ご報告をいただき、参加者間で議論を行う。
企画・出展作品:田村圭介+環境デザイン学科田村研究室
社会インフラテック2019 ■日時:2019年 12月4日(水)~12月6日(金) 10:00―17:00 ■場所:東京ビッグサイト南1・2ホール(東京都江東区) ■費用:入場無料(事前登録制) ■主催:インフラメンテナンス国民会議、日本経済新聞社 ■後援:国土交通省、内閣府、経済産業省、環境省、文部科学省、厚生労働省、警察庁、公益社団法人 土木学会
今年も台風15号および19号が各地で大きな被害をもたらしました。今回のイブニングシアターでは、「河川防災」をテーマに、以下の3作品を上映します。 戦後最悪の台風被害をもたらした昭和34年の伊勢湾台風、堤防決壊がセンセーショナルに報道された昭和49年多摩川の水害、そして平成12年の東海豪雨です。 解説には、河川工学および河川行政の学識者をお迎えして、今年の台風15号および19号の概況と併せて解説していただきます。 是非、ご来場ください。
「TOKYO」って、どんなイメージ? 安全で、便利で、快適。世界最先端の高い生活水準を誇る世界都市だと答える人は多いでしょう。でも昔からそうだったわけではありません。江戸城が明け渡された1868年の5年前、ロンドンでは地下鉄(The Tube)が開業していました。明治の文明開化を経て近代国家への仲間入りを目指してから150年。我が国は地震や戦争、災害など、幾度となく迫る苦難に直面してきました。しかし、そのたびに乗り越えてTOKYOは進化してきたのです。街を便利に楽しめる地下鉄、火災の延焼を防ぐ幅の広い道路、台風から身を守る安全な川や、日本の経済を動かす高速道路や新幹線--。先人たちの努力の結晶が、今も残っています。
そんなTOKYOで、1964年以来2度目となるオリンピックが来年2020年に開催されます。オリンピックの本番前にぜひ皆さんに知ってほしいのが、開催を裏で支えるそんな「インフラ」の存在です。 「インフラ」は皆さんの生活を24時間365日支え続けています。存在が当たり前すぎて、普段は意識することもほとんどないのではないでしょうか? しかし、異なる時代に造られたインフラが、実は綿密な計画の下でそれぞれが折り重なってTOKYOを機能させています。
土木コレクションでは、土木界が保有する、普段目にすることができない貴重な映像や写真、図面、歴史資料の数々を毎年、展示・公開しています。今年の開催では2つのオリンピックを軸に、「イントロ/軌跡」「戦前〜戦後/世界都市東京の夜明け」「1964/東京オリンピック前夜」「その後/TOKYO2020に向け」という4つのゾーンに分けて、社会背景とともにインフラの魅力をお伝えしたいと思っています。 過去から未来へと脈々と受け継がれてきた土木の蓄積とともに、 変貌を遂げてきたTOKYOをぜひ実感してもらえれば幸いです。