今回上映する作品は、世界で初めての明石海峡大橋上部工2,000m級吊橋の主塔の建設記録。また、第二名神高速道路、木曽川橋・揖斐川橋は、世界初のPC・鋼複合連続エクストラドーズド橋の記録。余部鉄橋は、100年間も日本海の激しい風雪に耐え2010年に新橋架け替えの工事記録である。3作品は、橋の構造やその建設に取り組んだ技術者の工夫した作業などが理解し易い内容となっています。
土木学会では、より多くの皆様に世界各国で広く活躍している日本の土木技術者および土木技術を知っていただくとともに、日本の将来を担う若者たちに海外プロジェクトの意義や海外での仕事の進め方を伝えるため、「世界で活躍する日本の土木技術者シリーズ」を開催してきました。 今回はシリーズ第13回として、我が国の土木技術者が活躍する鉄道プロジェクトの取り組み事例として、西松建設(株) の手がけたシンガポールでの地下鉄の建設事業についてご紹介します。
自衛隊は、国際平和協力法等の法律に基づき、国際平和協力活動に積極的に取り組んでます。最近では、能力構築支援(キャパシティ・ビルディング)の取り組みの中で、アジアの国々の軍人に測量や建設技術の教育・指導を実施するとともに、国連アフリカ早期展開プロジェクトという取り組みの中で、アフリカの国々の軍人に施設機材操作の訓練も実施しています。そこで今回は、防衛省 陸上幕僚監部 防衛部施設課長の圓林栄喜氏をお招きし、自衛隊における国際活動の中で、特に土木分野の活動状況について解説していただきます。
内閣官房水循環政策本部事務局では、水循環に関する取組をより広がりのある活動とするため、 “水循環シンポジウム2018 ~全国に拡がる水のネットワーク~”を12月10日(月)に開催します。 本シンポジウムは、水循環に関する取組にご関心のある行政、民間等の方々を対象としています。
毎回新たな視点で青山士と土木を学ぶ アラボラ講座シリーズ19
東京都建設局では東京に架かる橋を通じ、土木の意義や魅力を都民の皆様に知っていただくことを目的に、「東京 橋と土木展」を開催します。 8回目となる今年は「戦前の橋」をテーマに、昭和初期、震災復興以降戦前に東京都に架けられた、多摩川の丸子橋・多摩川原橋・氷川大橋や、北区の音無橋、豊島区の千登世橋など14橋の青焼き図面や、多摩川に架かる大師橋や関戸橋、隅田川の小台橋や尾竹橋など41橋の写真を展示します。また、例年好評となっている「勝鬨橋の跳開模型(百分の一)」も展示します。 なお、同じ会場では土木学会と共催して都内に整備されたインフラ施設の歴史を写真や図面で紹介する展示を行う「土木コレクション2018」も同時開催いたします。
プログラム(予定): ・18:30 開会挨拶 土木技術映像委員会 ・18:35 上映1「昭和34年 伊勢湾台風」22分 ・19:00 休憩 ・19:10 上映2「関西国際空港 新しい環境の創造を目指して」16分 ・19:30 閉会
私たちは「1964年」と「2020年」という2つの東京オリンピックをつなぐ時代にいます。 過去から未来へ、新しいトウキョウへと変貌を遂げようというターニングポイントに立っているのです。 思い返すと、太平洋戦争で国土が荒廃してからの日本は、ゼロからの復興であったにもかかわらず、驚くほどの経済発展を遂げます。戦後わずか20年で迎えた1964年の東京オリンピックは、国際社会への復帰をアピールする重要なイベントになりました。その “礎”となったのが土木です。そして2020年に新たな東京オリンピックを迎えようとしています。開催まで2年を切り、戦後の土木構造物を生かしながら、次世代につながる“礎”が急ピッチで整備されています。 土木学会では、2008年度から「土木コレクション」を開催してきました。今年は舞台を「戦後」に移し、1964年の一大イベントの前後で整備された数々の土木構造物の歴史資料、図面、写真、映像などを展示します。
第1回「インフラメンテナンス大賞」(国交省等主催)の受賞者の中から、道路構造物、下水道、橋梁の維持管理において先進的な取り組みを行っている3つの事例をご紹介・ご講演していただきます。
今年度は技術士試験のあらたな評価基準として、技術士の資質能力が導入されます。そこでは複合的な問題に取り組み、結果に対する責任を負うことができる能力が求められることになります。この講習会にて、試験の目的を把握し、論文設計の概念と方法を知り、試験準備の工程管理のポイントを理解してください。