千葉県松戸市から市川市にかけて、南北方向に延長約10kmに及ぶ巨大な地下回廊が建設されました。東京外環自動車道(千葉県区間)の半地下構造物のコンクリート函体です。 軟弱な地盤と地下水、国道等の幹線道路や鉄道、河川などの重要なライフラインとの交差、約3000件の用地契約、これらの様々難題を克服し、最初の都市計画決定から約50年の歳月をかけて平成30年6月2日に開通を迎えます。 そこで今回は、東日本高速道路㈱の田中直樹氏を講師にお迎えし、東京外環自動車道の歴史や経緯、環境対策、半地下構造物の構造や技術的課題、現場での様々な新しい取り組みなどについて、本事業に長く関われた講師の経験も交え、ご講演いただきます。
技術士第一次試験に挑戦される方をサポートするため、標記講習会を開催いたします。試験準備に十分な時間がかけられない方々が最小の準備時間で合格に達することができるよう、過去の出題傾向を踏まえた実践的なプログラムを用意しました。試験合格を目指す方々にとって有益な講習会です。
直前講習会として建設部門の受験者を対象に、Ⅰ必須科目(択一式)、Ⅱ選択科目(専門知識及び応用能力)およびⅢ選択科目(課題解決)の3つの問題の解答演習も含めたプログラムを用意しました。試験準備の最後の仕上げとして、適正な想定問題を所定時間に解答する経験をしておくことは非常に重要です。試験会場で合格答案を作成する方法、書き上げた論文の良否の評価方法もご指導致します。本試験の1ヶ月前に予行を行うことでご自身の不足点をあきらかにし、本試験に間に合わせて重点補強を行うことができます。
2017年10月、4機目の準天頂衛星「みちびき」が見事に打ち上げられました。 2018年には4機体制での本格活用が始まる見込みです。
「みちびき」は日本独自の測位衛星システムとして、災害に強い未来社会の実現にとって必須の社会基盤技術とされ、今後の活用展開が期待されています。
土木分野でも急速にICT技術が進展中であり、高精度の測位が可能な「みちびき」が、これらの技術をけん引する力強いインフラとして今後社会に広く実装されていくと予想されています。 「みちびき」とはどんな技術か、どんなことができるようになるのか、どうすれば利用できるのか、活用普及にあたっての課題はどこか等々、皆様にも様々な関心事を今回、これらの問題に取り込んでおられる4名の講師をお招きし、講演していただきます。
毎年変わる試験問題に対し、どのような設問がなされ、どのような採点評価がなされるか、それらに対していかなる準備が求められるのかを具体的にお示しします。そのうえで、論文作成演習も組み込み、皆様のこれからの試験準備を大いにサポートする内容です。
第15回国土文化研究所オープンセミナー インフラをとことん楽しむ方法 ~インフラツーリズムの魅力を探る~ 第1部 講演 「魅せる土木の応用講座-Discover Doboku 日本の土木再発見-」 吉川弘道氏(工学博士、技術士) 東京都市大学名誉教授 ㈱日中構造研究所技術顧問 第2部 日本橋地域の事例紹介 「川からみる江戸東京のいま~ヴァーチャル東京クルージング」 宮 加奈子 ㈱建設技術研究所 国土文化研究所 研究員
内閣府・文部科学省・日本経済団体連合会が主導する女子の理工系進学を後押しする取り組み「夏のリコチャレ2018~理工系のお仕事体験しよう~」の一環のイベントです。 本イベントは、建設産業界の技術が、私たちの生活のさまざまな場面で貢献していることを中学生や高校生、大学生に気づいてもらうのが最大の狙い・目的です。企業や団体が今まで築き上げてきた技術や取り組みを生徒・学生が直接話を聞き技術に触れることで、面白さを知り、興味を持ち、いずれ理工系への進路選択につながることを期待しています。
イブニングシアターは、「すばらしい土木技術をもういちど」のスローガンのもと、2001年に開始してから、お陰様で100回目を迎えることになります。今回は、第100回を記念して土木技術映像委員会が作った映像をご紹介いたします。土木技術のことを少しでも多くの方に知って頂ける機会となれば幸いです。
2018年7月2日(月)から7日(土)までの1週間を、「土木学会D&Iウィーク」として、東京・四谷の土木会館にてD&Iに関する情報発信イベントを開催します。学会に立ち寄った方々が、さまざまな視点からD&Iや働き方について考えるきっかけとする1週間です。
2017年より始まった「オープンキャンパス土木学会」は、今回が2回目の開催となります。 このイベントは、本学会の長い歴史の中で初めての試みとして、学会関係者やその家族、土木分野への進学・就職希望者など、多数の方々を学会本部へお招きし、様々な体験型プログラムや映画観賞会等を通じ、『土木』への理解を深めていただく場を提供するものです。さらに、地域の方々や学会未入会の方々にも来場いただき、地域・社会に開かれた学会として有する知見や資源を社会へ還元・貢献していくことをめざしています。 土木にご関心のある方も、無い方も、土木のおもしろさに触れ、さらに夏休みの自由研究としても活用いただけるよう、多彩なメニューを取り揃えお待ちしております。小さなお子様から大人の方まで幅広く楽しんでいただける催しとなっていますので、ぜひ、ご家族やご友人などお誘いあわせの上、土木学会へお越しください。