「県の石」は日本地質学会が各都道府県の岩石・鉱物・化石を選定したものです。 自分の出身地やゆかりのある都道府県の石を観察して、その土地の成り立ちを考えてみましょう。 各都道府県で選定されている「県の石」のうち、岩石・鉱物・化石のいずれか1つを展示します。
東京都では、2040年代に目指す東京の姿「ビジョン」と、その実現のために2030年に向けて取り組むべき「戦略」を示した「『未来の東京』戦略ビジョン」を策定しています。 ビジョン中、2040年代の安全安心な東京の姿として、「地震や台風など、自然の脅威に対して、最先端技術の活用や都市施設の整備をはじめ、ハード・ソフトの重層的な備えにより、都民の生命が守られ、世界一安全安心な都市が実現」、「東京のまちから電柱が姿を消すとともに、木造住宅密集地域は東京ならではの路地の風情と雰囲気を生かしつつ、安全な街並みとして再生」、また、「東京は、今までに経験のない台風や豪雨に対しても、都民の生命と安全が確保され、犠牲者を伝える災害ニュースが流れない。」としています。そこで今回は、東京都の萩原清志氏を講師にお迎えし、講師が精通する上下水道及び再開発事業を中心とした基礎インフラ整備のこれまでの様々な取組と、今後のまちづくりの展望について、ご講演いただきます。また、現在講師の携わる下水道基幹施設の整備の近々の状況についてもご紹介いただきます。
近年、大きな被害をもたらす水害が全国各地で毎年のように発生しています。 こうした中、川の氾濫によって自宅が浸水し、取り残された人が命を落とす例や、安全な場所に避難する途中で事故にあう例が発生しています。 本企画展では、自らの住むまちの水害リスクや水害時に想定される危険箇所を事前に把握し、安全に避難するための一助となる「マイ防災マップ」の必要性や作成方法について紹介します。
人数が確実に拡大している留学生たちが、卒業後の進路を選ぶときに、まず日本語の壁があります。国際化が進む大学では、英語教育が充実された反面、在学中に日本語を勉強する機会が少なくないです。日本語の壁をどうしたらなくせるのか、探ります。
浸透し始めた男性の子育て参加。 D&Iカフェの最初のゲストは、約4ヶ月間の育休経験をしたパパです。 初めて足を踏み入れた「ママの世界」の驚き、職場復帰と育休で得たものなど、職場と家庭のこれからの姿をゆるっと探ります。
技術士資格はわが国の技術業の最高資格であり、高度の専門能力と倫理規範を備えていることを国が認める資格です。自然環境も社会経済環境も共に激変する時代を迎え、自ら業務を計画し遂行する力を持つ技術士は企業,社会から広く求められています。 技術士試験は資質能力が問われる試験となり,課題を抽出してその解決方策を立て,客観的に評価する能力が求められる試験になりました。すなわち、一人ひとりが他者と異なる自分の意見を持たねばならず、自立能力が必須ということです。 本講習会では技術士試験がなぜそのような能力を求めるのかとの基本理念を踏まえたうえで、合格する論文の作り方を解説し、それを作成する演習を行います。そして最後に、7月の筆記試験までの準備の進め方を具体的に示し、みなさんの試験準備を力強く後押しします。 この講習会にて、試験の目的を把握し、論文設計の概念と方法を知り、試験準備の工程管理のポイントをしっかり理解してください。
世界で活躍する土木技術者シリーズシンポジウムでは、日本企業の海外プロジェクトを通して海外で活躍する日本の土木技術者の姿、日本の土木技術、現地技術者との協力、そして地域のインフラ整備への貢献について理解を深めることを趣旨とし、様々なプロジェクトを紹介しております。また、日本の将来を担う若手技術者へ海外プロジェクトの意義、海外における仕事の進め方を伝え、同時に将来の技術者像を考えるきっかけになることを願い企画しております。 今回は、パキスタン政府が国家計画として掲げる「Vision2025」の柱の一つ「インフラの改善・地域連結性の強化」に注目し、パロチスタン州都クエッタとパンジャブ州南部都市ムルタンを結ぶ輸送の基幹ルートである国道70号線の改修工事をご紹介します。国道70号線は、急峻な山岳部を通り急カーブが多く交通の難所となっています。交通の安全性を確保し、都市と地方を効果的に連結させて道路ネットワークの整備、経済回廊の拡大を目指しています。
日本の離島は宝島。知っておきたい宝とは? 6852の「島」からなる日本列島には北海道・本州・四国・九州・沖縄本島以外に約400島あまりの有人離島があります。面積の大きい佐渡、対馬、奄美大島から、観光地としても名だたる石垣島や宮古島、直島、厳島、ハワイから鯨を追ってやってきた人々が開拓した小笠原諸島に、人口数人〜十数人が暮らす知る人ぞ知る島など、個性きわだつ島が、日本の海に浮かんでいます。 離島経済新聞社はそんな「日本の島」にフォーカスし、人が暮らす島々の「価値」と「課題」を集め、発信するメディア事業や、離島地域の行政や離島振興を志す企業と連携しながら地域づくりのサポートを行うNPO法人です。この講演では、統括編集長の鯨本あつこが、ひとりの日本人として知っておくべき日本の島々の姿や、その魅力について紹介します。
セメント技術大会は、毎年5月に開催されるセメント・コンクリートの技術的・学術的研究発表です。 例年約160件の研究発表があり、3日間にわたり開催しています。研究発表の内容は、セメント化学、建築、土木分野と多岐にわたり、約700名の研究者が参集し、活発な質疑応答が行われています。 この大会への発表及び聴講は、どなたでも参加できます。 今大会は新型コロナウィルス感染防止のためオンラインで開催いたします。
土木学会関東支部では、2015年10月26日に「ドローン(無人航空機)土木分野への展開」と題して、ドローンに関する当時の最新事情と活用事例を紹介する講習会を開催し、ドローンを健全に活用していくための留意点や活用のヒント等を学びました。 その後、ドローンの利用は我々にとって非常に身近なものとなり、土木分野でも調査・測量から出来形管理、構造物の点検など様々な場面に適用されており、今後、その活用領域はさらに広がっていくものと予想されます。このようにドローンが一般化する一方で、運航時の事故については、重大事故には至らなくともヒヤリ・ハットに遭遇された方は多いのではないかと考えられます。 今回、国土交通省荒川下流河川事務所様のご協力を頂き、ドローンの今後の利活用の展望とともに、安全な運用に向けた最新の取組みについて情報提供していただく機会を得ました。 本講習会の受講によりドローンに関する基礎的知識を再確認するとともに、ドローンを安全かつ効率的に利活用する上でのリスク管理に関する知見を得ることが可能になると思います。 万障お繰り合わせのうえ、多数の皆様のご参加を頂きますようお願い申し上げます。