働き方改革や将来の担い手確保への対応は、建設業界全体の喫緊の課題となっています。これらの課題を解決していくためには、生産性向上による施工の省力化、工期短縮が必須となります。従来のコンクリート構造物は、経済性の観点から現場打ちでの施工が主流でしたが、工期短縮や省力化、品質確保といった点から、プレキャスト製品が現在注目を浴びています。シールド工事のセグメント等で使用される印象が強いプレキャスト製品ですが、他にはどのような構造物に適用されているのでしょうか。 そこで今回は、ジオスタ-(株)の中谷氏、谷口氏を講師にお迎えし、プレキャスト製品の現場適用事例の紹介や、プレキャスト化の技術的な課題、現場での様々な新しい取り組みなどについて、本事業に長く関われた経験談も交え、ご講演いただきます。
千葉県松戸市から市川市にかけて、南北方向に延長約10kmに及ぶ巨大な地下回廊が建設されました。東京外環自動車道(千葉県区間)の半地下構造物のコンクリート函体です。 軟弱な地盤と地下水、国道等の幹線道路や鉄道、河川などの重要なライフラインとの交差、約3000件の用地契約、これらの様々難題を克服し、最初の都市計画決定から約50年の歳月をかけて平成30年6月2日に開通を迎えます。 そこで今回は、東日本高速道路㈱の田中直樹氏を講師にお迎えし、東京外環自動車道の歴史や経緯、環境対策、半地下構造物の構造や技術的課題、現場での様々な新しい取り組みなどについて、本事業に長く関われた講師の経験も交え、ご講演いただきます。
土木学会関西支部では年次学術講演会において学生向けのキャリア支援企画を昨年度より実施しています。土木関連業界や仕事内容についてなど、いろんな疑問にお答えします! 参加費無料・平服OKです。皆さま奮ってご参加ください。
若手交流サロンはこれからの土木業界を担っていく様々な機関に所属する若手土木技術者を対象に情報交換・意見交換等の場を提供し、若手技術者の交流を促進することを目的として,開催しております。
今年当支部が創立90周年を迎えるにあたり、橋梁模型製作コンテスト【学生部門】に参加された方々との交流会を載荷試験と結果発表の間の時間を利用して開催することとなりました。 企画運営は橋梁関係で活躍している官公庁、建設、コンサルタント、道路関係の会社等に勤務している土木技術者の方々です。当日は皆さんから制作のコツや苦労したことなどを伺いながら、アドバイスや情報交換を行います。 会場の都合上、1チーム3名までで先着20チームといたしますが、複数校に参加していただけるよう、1校あたりの最大人数は6人までとさせて頂きます。(参加者が60人未満の場合は、その限りではありません)。 皆様のご参加をお待ちしています。
150年前の開港以来、様々な外国文化を受け入れてきた神戸。 元兵庫県職員(土木)の佐々木良作さんをお迎えし、その発展のきっかけとなったドボクな話をお伝えします。 “ミナトへ行こう~乗り込んで行こう~”
詳しい内容は土木学会関西支部ホームページ(http://www.jsce-kansai.net/)をご覧ください。
[2017年11月30日18:30~20:00]
[定員:30名(先着順。1ドリンクオーダー制)]
建設技術展2017近畿の会場にて、『学生のためのキャリア支援 ~相談にのります、将来への道づくり~』を開催します。土木関連業界についての概要説明や自由に質問できる個別説明会、出展企業のブース訪問 (各企業の社員さんから直接話を聞けます)を行います。 詳しい内容・参加業界については土木学会関西支部ホームページ(http://www.jsce-kansai.net/)をご覧ください。 [2017年10月26日13:00~15:00(予定)][参加費:無料][事前申込不要]
今回は、土木学会幹事と若手土木技術者が大学に出向いていく出張形式の試行第1弾としての実施し、学生の土木業界の職務に関する様々な疑問や不安をフリーディスカッションで若手土木技術者が答える形式としました。今回の試行を踏まえ、関東支部交流部会では【大学への出張形式による若手技術者交流サロン】の開催を随時募集したいと考えています。
「知財シリーズ」第2回目(全2回)として、鹿島建設(株)の光成 康一氏を講師にお迎えし、建設業の知的財産の特徴、特許の活用方法、特許権侵害リスク等について、建設業特有の事情にもふれつつ、具体事例や統計データ等も交えて、ご講演いただきます。 特許にあまりなじみのない方にもご理解頂けるよう、ざっくりとお話しいただけるとのことですのでお近くの方々にお声かけの上、奮ってご参加ください。
どぼくカフェとは、一般社会と土木との間の「新しい気づき」を模索するため、土木に関わる話題を取り上げ、本音で自由な議論ができる楽しいトークイベントです。
昨年4月に起きた熊本地震を受け、土木学会地震工学研究発表会がくまもと県民交流館パレアにて10月11日、12日に開催されるのに合わせて「どぼくカフェ熊本」を熊本市中心市街地にて開催することになりました。
2020年東京オリンピックにちなみ、日本初のマラソンランナー金栗四三を生んだ玉名出身、「金栗二世」とも呼ばれるプロトレイルランナー荒木宏太さん、2019年ラグビーワールドカップの熊本開催に向けて尽力されている熊本県ラグビーフットボール協会理事杉山眞一さん、そして熊本地震からの復興に夢と希望を託す益城町の高校生山本汐莉さん、の3名をゲストに迎え、どぼくカフェ支配人、ホストを京都大学教授の高橋良和先生にお努め頂き、2時間のトークセッションをお送りします。