企業内技術士シンポジウム2018「加速する自動運転の開発~まちやくらしの未来像を考える~」
将来の話と思われていた車の自動運転が現実的な段階になってきています。米国では、特定の場所でシステムが全てを操作するレベル4相当の車が2019年には走り始めるということも聞きます。私たちの生活に不可欠な車は、AIなどテクノロジーの急速な進展によって姿を変えていき、その価値は「所有」から「使用」へと変化していくと思われます。このインパクトは、自動車メーカーにビジネスモデルの変革を迫るだけでなく、社会・都市全体の中で交通システムや関係するサービスをどう最適化していくか、という課題を全ての人たちに問うこととなります。
今回のシンポジウムでは、導入として自動運転の日本と海外における最新の開発動向などを理解した後、さまざまな要素技術の各論や克服すべき課題など、技術的なことを学びます。その上で、自動運転が実現したときの社会や街の姿、都市計画や交通計画の変化、新しいビジネスの展望やビジネスチャンスなどを考えてみたいと思います。
申込締切は10/4(木)です。企業内技術士交流会ホームページ(http://www.ipej-kigyonai.jp/)の申し込み欄に必要事項を入力し、お申し込みください。
講演(Ⅰ)「社会実装期に入った自動運転の展望~グローバルOEMの戦略的アプローチの比較から~」
株式会社ナカニシ自動車産業リサーチ 代表 兼 アナリスト
中西 孝樹 氏
講演(Ⅱ)「完全自動運転を可能にする技術ポイントと今後の課題」
名古屋大学 未来社会創造機構 モビリティ領域 特任教授/
株式会社ティアフォー 取締役
二宮 芳樹 氏
講演(Ⅲ)「自動運転社会がもたらす変革、新しいビジネスの展望」
インテル株式会社 事業開発・政策推進ダイレクター 兼 チーフ・アドバンストサービス・アーキテクト/名古屋大学 未来社会創造機構 客員准教授
野辺 継男 氏