【関西】比較沿岸環境工学に基づく今後の大阪湾研究に関する調査研究委員会講習会

開催日: 
2019-08-29
対象: 
開催都道府県: 
開催場所: 
大阪市立大学梅田サテライト
参加費(円): 
1,000
定員(人): 
70
概要: 
巨大津波の襲来を目の当たりにして以来,沿岸域の防災力向上の重要性が改めて認識されました.2015年には瀬戸内海環境保全特別措置法の一部を改正する法律が施行され,「きれいな海の再生」から「豊かな海の創出」へと内湾環境の施策の志向が変わり,沿岸海域への流入負荷削減を主とする沿岸環境保全政策に一石が投じられました.連続的で緩やかに変化する内湾環境に対する施策と,超低頻度で突発的な超巨大災害への対応の両立が求められるようになり,内湾の総合管理は一層,困難になった感が否めません.
 海岸工学の歴史は,自然災害に対する対応とそれによって変化する環境への対応の歴史と言い換えてもよいかもしれません.土木学会関西支部「比較沿岸環境工学に基づく今後の大阪湾研究に関する調査研究委員会」は,国内の代表的な内湾を対象として海岸工学におけるこれまでの内湾環境研究の変遷を顧み,今後の内湾環境研究の道標の模索を試みました.このたび,その研究成果を取り纏めるに至りましたので,下記の要領で講習会を開催し,ご報告申し上げたいと思います.
 万障お繰り合わせの上,ご参加いただきますようお願い申し上げます.
主催: 
(公社)土木学会関西支部・比較沿岸環境工学に基づく今後の大阪湾研究に関する調査研究委員会