【四国】2022年度第42回地域産学官と技術士との合同セミナー(松山)
さて、日本技術士会では、1979年に旧科学技術庁が技術士制度の普及促進と技術士の業務開拓を
目的に「地方公共団体職員と技術士の合同セミナー」開催しました。現在では、地域における産学官の
連携を強化し、地域活性化に向け貢献していくことを目標とし「地域産学官と技術士合同セミナー」に
改められ、年4回程度、当会各地域本部の持ち回りの主催で、地域の関係機関の後援を得て開催してい
ます。本年度は来る9月17日(土)に、四国本部の主催で、にぎたつ会館(松山市)において「情報
通信技術(ICT)の活用による生産性向上」をテーマに開催することになりました。
我が国は、生産年齢人口の減少、地域経済の縮小、災害の激甚化、インフラの老朽化などの社会的・経
済的な課題が深刻化しています。このような状況のなかで、ICTによる労働生産性の向上と労働参加
の拡大、地域活性化、迅速かつ効率的な情報収集と伝達、社会インフラ維持管理の高度化などが期待さ
れています。例えば、高度センシングとAIを活用したデータ解析技術を駆使し、労働力の縮小や作業
の迅速化、精度向上が図られるとともに、ビッグデータの解析などにより生産・流通過程の更なる効率
化も可能となります。そこで、本セミナーは、産業界、大学、行政などの取り組みを紹介いただき、生
産性の向上に向けて、技術士が果たすべき役割を認識し、地域産学官連携による地方創生に資すること
を目的として開催するものです。
◆プログラム
1.開会(12:30~13:00) 1F 「芙蓉の間」
開会挨拶 公益社団法人日本技術士会四国本部 本部長 古野 隆久
主催者挨拶 公益社団法人日本技術士会 会長 寺井 和弘
来賓挨拶(予定) 愛媛県知事 中村 時広
2.基調講演(13:00~14:20)
演 題 (仮)愛媛大学工学部エンジニアリングモール構想と地域貢献
~i-Construction推進のための産学官の取り組みを中心として~
講 師 愛媛大学工学部附属社会基盤i(アイ)センシングセンター
センター長 教授 中畑 和之氏
3.講演1【産】(14:20~15:20)
演 題 造船工場見える化の取り組み
講 師 株式会社新来島どっく 四塚 卓之氏
〈休憩10分〉
4. 講演2【学】(15:30~16:30)
演 題 (仮)AI・ICT技術による道路・交通マネジメントの高度化
講 師 愛媛大学大学院理工学研究科 講師 坪田 隆宏氏
5.講演3【官】(16:30~17:30)
演 題 デジタル化の推進による活力ある地域社会の実現
講 師 総務省四国総合通信局 西岡 優氏
閉 会