土木学会平成29年度会長特別委員会「国土・土木とAI懇談会」では、近年発展著しいAI、ICT等の革新技術を土木分野の課題解決に適用すること、さらには土木とICTの融合を促進することを目指した検討を行ってきました。 この度、この一環として「土木学会インフラデータチャレンジ」と題したコンテスト(以下「コンテスト」)を、2018年5月から開催することとなりました。本コンテストでは、データ・ICTを賢く活用して、インフラ管理者や利用者が抱える課題を解決するアプリやアイデアを募集します。インフラ管理者ほか関係者のご協力により、インフラの設計・施工・運営・維持管理等に関するデータや、インフラに関連する諸データを、コンテストの参加者に提供いたします。 本企画は、インフラに関する諸データの活用事例等の紹介により、“土木のナヤミ”の解決に向けたデータ活用のイメージを膨らませることを目的として実施するものです。コンテスト参加予定者、インフラに関する諸データの利活用にご興味のある方々をはじめ、広くお誘い合わせのうえ、ぜひご参加ください。
プログラム(予定): ・18:30 開会挨拶 土木技術映像委員会 ・18:35 上映1「昭和34年 伊勢湾台風」22分 ・19:00 休憩 ・19:10 上映2「関西国際空港 新しい環境の創造を目指して」16分 ・19:30 閉会
私たちは「1964年」と「2020年」という2つの東京オリンピックをつなぐ時代にいます。 過去から未来へ、新しいトウキョウへと変貌を遂げようというターニングポイントに立っているのです。 思い返すと、太平洋戦争で国土が荒廃してからの日本は、ゼロからの復興であったにもかかわらず、驚くほどの経済発展を遂げます。戦後わずか20年で迎えた1964年の東京オリンピックは、国際社会への復帰をアピールする重要なイベントになりました。その “礎”となったのが土木です。そして2020年に新たな東京オリンピックを迎えようとしています。開催まで2年を切り、戦後の土木構造物を生かしながら、次世代につながる“礎”が急ピッチで整備されています。 土木学会では、2008年度から「土木コレクション」を開催してきました。今年は舞台を「戦後」に移し、1964年の一大イベントの前後で整備された数々の土木構造物の歴史資料、図面、写真、映像などを展示します。
函館高専の学校祭期間中に実施する小中学生および一般市民を対象とした土木技術の紹介並びにPRを兼ねたスタンプラリー形式によるクイズの出題を行います.
第1回「インフラメンテナンス大賞」(国交省等主催)の受賞者の中から、道路構造物、下水道、橋梁の維持管理において先進的な取り組みを行っている3つの事例をご紹介・ご講演していただきます。
「前橋泥流堆積物」の露頭面の観察,2名の講師による「前橋泥流堆積物」の起源・由来,物理・力学的特性,これまでに得られた知見に関する講習を通じて,「前橋泥流堆積物」の特徴・特性について理解を深めていただくことを目的として実施します。
コンクリート構造物の品質確保に先進的な取り組みを行っている山口県において、その取組みの発端となった「コンクリートよろず研究会」が継テーマとして取り組んでいる『混和材料』の研究成果のテキストを資料とした「コンクリート用混和剤(材)の選び方・使い方」を取り上げます。
今年度は技術士試験のあらたな評価基準として、技術士の資質能力が導入されます。そこでは複合的な問題に取り組み、結果に対する責任を負うことができる能力が求められることになります。この講習会にて、試験の目的を把握し、論文設計の概念と方法を知り、試験準備の工程管理のポイントを理解してください。
「どぼくカフェ」は、街中の通りすがりの人にもみえるオープンな場所で、土木と関連するテーマについて楽しく語る会です。