東日本大震災で甚大な被害を受けた三陸鉄道北リアス線の一日も早い復旧に向けて想いをつなぎ、「目に見える復興のシンボル」となるGRS一体橋梁を完成させ、北リアス線全線再開を通じ、被災された三陸沿岸の人々を力づけた奮闘記録です。 今回は本映画を制作した関係者が当時を振り返り映画制作に賭けた思いを語ってくれます。
1972(昭和47)年に沖縄が日本に返還され約半世紀になる。近年基地の移設問題などで話題になることも多い沖縄であるが、100回を超えたイブニングシアターでは、過去一度も沖縄特集を上映したことがない。平成が終わる最後の歳に南国の土木技術映像を上映する。
3769人が死亡し、最大値の震度7を設けるきっかけになった福井地震は発生から70年を迎えました。また近年、国内で東日本大震災や熊本地震など大きな地震が頻発しています。今回上映する作品は、震災に見舞われた被災者の方々が当時を振り返り震災を経験して学んだこと、教訓になったことを伝えてくれます。
私たちの生活はインフラ整備により成り立っている。本映画会では、土木と日常生活との密接な関わりについて若手技術者に認識してもらい、建設業への関心を高めることを目的としています。
今回上映する作品は、世界で初めての明石海峡大橋上部工2,000m級吊橋の主塔の建設記録。また、第二名神高速道路、木曽川橋・揖斐川橋は、世界初のPC・鋼複合連続エクストラドーズド橋の記録。余部鉄橋は、100年間も日本海の激しい風雪に耐え2010年に新橋架け替えの工事記録である。3作品は、橋の構造やその建設に取り組んだ技術者の工夫した作業などが理解し易い内容となっています。
プログラム(予定): ・18:30 開会挨拶 土木技術映像委員会 ・18:35 上映1「昭和34年 伊勢湾台風」22分 ・19:00 休憩 ・19:10 上映2「関西国際空港 新しい環境の創造を目指して」16分 ・19:30 閉会
イブニングシアターは、「すばらしい土木技術をもういちど」のスローガンのもと、2001年に開始してから、お陰様で100回目を迎えることになります。今回は、第100回を記念して土木技術映像委員会が作った映像をご紹介いたします。土木技術のことを少しでも多くの方に知って頂ける機会となれば幸いです。
東京に地下鉄を造る…その夢を実現するため、多くの土木技術者が「一致協力」して完成(昭和2年(1927年)12月30日開業)した日本初の地下鉄。その第1歩は、今の東京メトロ銀座線、上野・浅草間2.2キロの建設から始まりました。この作品は、当時の建設工事を記録した貴重な無声映画、「東京地下鐵道工事乃実況」をデジタルリマスターし、工法の解説や、建設に携わった技術者の紹介を盛り込んだ建設記録映像で、一般の方にも親しみ易い内容となっています。また、上映に先立ちまして、東京地下鉄株式会社の平野隆氏より、ご講演を頂きます。皆様のご参加をお待ちしております。
土木学会北海道支部では、土木学会が選定した優れた技術映像や、北海道開発のあゆみ(歴史など)が理解できる優れた記録映像の上映会を平成23年度から開催しております。今回は、『忘れない、東海豪雨』及び『昭和49年(1974年) 多摩川狛江市猪方地先 災害復旧記録』を上映するとともに、北海道開発局建設部道路維持課長の坂場 武彦氏から平成28年8月に発生した台風第10号により被災した日勝峠の復旧に関するお話しを伺います。
FCCメンバーが前々から見たいと思っていた映像記録を上映するこの企画、浜大津での開催で初めての実施です。今回は滋賀県での開催ということで、名神高速道路の建設記録映画と琵琶湖疏水をつくった田辺朔郎の物語の豪華2本立てでお送りします。