朝倉市は2年連続で大きな出水に見舞われたことから、洪水期前にダムの管理を正しく理解し、適切なタイミングでの避難行動につなげていただくことを目的としたフォーラムを開催します。この機会に再度、防災について考えてみませんか?
様々な伝え方の実践を通じて、社会インフラの社会的役割の再認識と土木技術者と土木以外の分野の方との交流を促すための講演会、意見交換会。
土木学会コンクリート委員会「SIP対応高炉スラグ細骨材を用いたプレキャストコンクリート部材に関する研究小委員会(委員長:河野広隆 京都大学教授)」では,熟練した作業員が不足する近い将来において施工の合理化のために活用が見込まれるプレキャスト製品の品質確保を目的とし,2年間の活動を行い,その成果をコンクリートライブラリー155「高炉スラグ細骨材を用いたプレキャストコンクリート製品の設計・製造・施工指針(案)」として発刊いたしました.この指針(案)では,高炉スラグが持つ特性を活かし,耐久的なプレキャスト部材を製造し,品質保証されたものが普及されるために必要な,設計,製造,施工での留意点を示しています. この度,この指針(案)の講習会を開催することと致しましたので,奮ってご参加下さいますようお願い申し上げます.
講演者 林 康雄 氏 (土木学会第107代(次期)会長) 鉄建建設株式会社 代表取締役会長 「私の経験とこれからの土木学会 ~ 東京駅の変遷他 ~」
松田 泰治 (土木学会西部支部 支部長) 九州大学大学院 工学研究院 社会基盤部門 教授 「九州における地震被害の低減に向けて」
2019年、(一社)コンクリートメンテナンス協会は「鉄筋防錆の観点からコンクリート構造物の健康寿命を考える」をテーマに、「コンクリート構造物の補修・補強に関するフォーラム」を開催します。 本年度のフォーラムでは、予防保全と事後保全の双方の観点に立ち、鉄筋コンクリート構造物の健康寿命を延ばすための維持管理の考え方に関する基本概念、そして最新の調査診断と適切な維持管理技術を紹介します。 特に、鉄筋防錆に焦点を当てて、電気化学的防食工法と亜硝酸リチウムの定量的防錆工法を中心として事例を交えて解説いたします。
「平成」約30年を振り返ると、阪神大震災、東日本大震災、熊本地震、西日本豪雨など自然災害が多発した時代ではなかったでしょうか。 特に近年、気象の凶暴化により大規模災害が頻発・激甚化する中、防災・減災対策、災害を意識した強靱なインフラの備えが益々必要であると言えます。 一方、災害を経験した被災地では、早期に復旧・復興を進める上での多様な担い手・支援組織との連携が重要課題に挙げられています。 これらを受け本セミナーでは、今後も起こり得る災害対応のあり方や次世代への伝承等について、様々な分野の方々に多面的な知見をご紹介いただきます。
九州鉄道記念館では、門司港駅グランドオープンに合わせて「九州-本州 関門の記録」を開催します。
土木学会では各種コンクリート技術の進歩にあわせてコンクリート標準示方書の改訂を進めています。本年3月の2017年制定コンクリート標準示方書[設計編]および[施工編]の刊行に引き続き,10月には2018年制定コンクリート標準示方書[維持管理編]および[規準編]が刊行されました。土木学会西部支部では,下記の通り[維持管理編]に関する講習会を開催いたします。また,構造物の補修・補強に関する指針類として,「セメント系材料を用いたコンクリート構造物の補修・補強指針」(コンクリートライブラリー150)および「FRP接着による構造物の補修・補強指針(案)」(複合構造シリーズ09)が発刊されたため,これらの内容についても解説します。
長崎大学大学院工学研究科インフラ長寿命化センターは、SIP「インフラ維持管理・更新・マネジメント技術」 九州・山口地域実装支援に関する事業報告会を開催します。土木学会より塚田専務理事が登壇します。
国土交通省では「施設では守り切れない大洪水は必ず発生するもの」へ意識を変革し、社会全体で洪水に備える「水防災意識社会」を再構築する取組を行っています。 近年、全国各地で発生している豪雨災害の特徴や、遠賀川において平成30年7月豪雨(西日本豪雨)で観測史上最高水位を観測したことなどを踏まえ、インフラの重要性や、 その効果を認識するとともに、ソフト対策により地域防災力を向上し、地域住民の的確な避難行動に繋げることをテーマにシンポジウムを開催いたします。