土木学会関西支部では、土木技術の進展に著しい貢献をした優れた業績を表彰し、その成果をたたえることにより、支部会員の土木技術者としての意識の高揚を図ることを目的に、1982年度より技術賞の授与を実施しています。 予選を通過した業績は、毎年、本選の一助とすべく、技術賞候補発表会においてその業績内容について関係者からご説明頂いておりますが、本年もこれを会員の皆様に公開として、下記の通り開催することとなりました。説明が行なわれる業績はすべて技術レベルも高く、また、独創性、発展性、努力度、地域への貢献度にすぐれたものが選考されております。今後、会員各位の相互啓発に益するところが大きいと存じますので、多数参加いただきますようご案内申し上げます。
今年度の池守田中家文書特別公開では狭山池1400年の歴史の中で、平成のダム化工事までにたった一度だけ計画された幻の延享の池ざらえに関する文書、絵図を参考文書も交えて約50点展示公開する。 従来知られていなかったその背景や計画した人々の人間関係も含めて考えたいと思います。
土木学会関西支部第92回支部総会を開催いたします。 詳しい内容等は土木学会関西支部ホームページをご覧ください。 支部総会後、懇親会もございます(当日会場にて受付、参加費3000円)。
「強い橋はどんな形?~ 橋を作ってみよう ~」をテーマに2つの実験を同時開催します。【A(小学5年生~中学3年生)】キッズ用3Dモデリングソフト(CADシステム/キャドシステム)で橋のモデルを作成【B(全学年)】ストローを使って橋を作る。年齢制限にご注意の上、どちらかのコースを選んでお申込みください。詳しい内容・申込方法は土木学会関西支部ホームページ(http://www.jsce-kansai.net/)をご覧ください。
2019年、(一社)コンクリートメンテナンス協会は「鉄筋防錆の観点からコンクリート構造物の健康寿命を考える」をテーマに、「コンクリート構造物の補修・補強に関するフォーラム」を開催します。 本年度のフォーラムでは、予防保全と事後保全の双方の観点に立ち、鉄筋コンクリート構造物の健康寿命を延ばすための維持管理の考え方に関する基本概念、そして最新の調査診断と適切な維持管理技術を紹介します。 特に、鉄筋防錆に焦点を当てて、電気化学的防食工法と亜硝酸リチウムの定量的防錆工法を中心として事例を交えて解説いたします。
みなさんが暮らしている街では、便利に、安全に、環境にやさしくなど、街をよりよくするための取り組みが行われています。 阪急電鉄淡路駅周辺の工事は、京都線の崇禅寺駅~上新庄駅付近及び、阪急千里線の柴島駅~吹田駅付近を高架化し、17ヶ所の踏切をなくして、道路交通の円滑化、踏切事故の解消を図るとともに、鉄道により分断されている市街地の一体化を図る電車の高架化工事です。 この機会に工事の様子や周辺の環境整備についてどのような形で行われるのか見てみませんか!みなさんのご参加をお待ちしております。
今も昔も、大阪は魅惑的なビジュアルに満ちています。 美しくパッケージされた商品、目を引く広告パンフレット、凝ったディスプレイ、豪華な百貨店建築、橋や道路、地下鉄などの都市基盤も含め、それらは形態、形象、記号の宝庫であり、往時のグラフィックからは華やかな時代の息吹が感じられます。 本展では、橋爪節也氏のコレクションから、明治~昭和期の絵画・チラシ・ポスター・雑誌などを紹介し、当時の写真とともに近代大阪を振り返ります。 百貨店、劇場、花街、交通など、さまざまな見所を持つモダン大阪を、グラフィックをたよりにそぞろ歩いてみませんか。
余部橋梁をはじめとする橋梁は、単に人とモノをつなぐ機能だけでなく有名な観光施設として人気もあります。 今回の企画展では、浪花大阪八百八橋と言われた水都大阪の橋梁にスポットを当て、関西の橋梁を中心に余部橋梁の部材で製造工場を示す刻印や鳥飼大橋に使われていたリベットの断面部材、戦時中に機銃掃射を受けた淀川大橋の部材、架設当時の技術者が手書きで作成した図面や設計計算書を紹介します。 また、近年の橋梁構造と技術を図面と写真で分かりやすく展示・解説します。本展示を通じて、事業に携わった人々の様々な苦労や熱意を知ることで、先人の仕事に敬意を持ち、将来の土木技術の発展に期待します。
本報告会は、土木工事等の設計・施工・保全に直接携われた方々から、その際の施工技術についての実例を発表いただくことにより、土木工事等に関係する皆様の技術力向上を目的に開催しており、官公庁・建設業・コンサルタント業をはじめ、広範囲かつ多数の技術者の皆様からご好評をいただいております。 近年、事業の計画・立地に当たっては、現場の自然環境や住環境の保護といった観点から、種々の社会的要求が出され、事業者の企画の困難さは日に日に増しています。これに伴い、技術者も厳しい条件下での設計、施工を余儀なくされており、設計方法・施工方法・使用材料・施工設備など解決すべき問題は多岐にわたっています。 このような困難な工事に対応するため、安全、環境との調和を前提に、施工方法の改善・開発さらには新材料・新技術の導入などに努めています。 第43回目を迎える今回は、様々な現場条件下で施工された工事の中から4件を選び、実際に施工に携わった技術者より施工事例を発表していただきます。日頃直面している諸問題について関係各位の相互啓発にたいへん参考になると存じますので、多数参加いただきますようご案内申し上げます。