土木技術者、研究者、次代を担う学生が一堂に会し、土木工学に関する最新の技術情報を交換・習得し、討議を行う場として毎年支部研究発表会を開催しております。 会員および一般技術者を対象に、5月26日(土)に徳山工業高等専門学校(山口県周南市)で研究発表会(発表件数206件)を実施します。聴講は無料です。
論文発表。支部会員の方々を対象に、土木工学や土木技術等に関する研究や成果を発表することにより、会員間の有益な情報を交換する場として毎年開催。
四国地方整備局管内技術・業務研究発表会は、四国の社会資本整備等に係る調査・研究成果を発表・意見交換し、職員の技術力の向上や行政への反映を行うことを目的に毎年、四国地方整備局が開催している。
CVV(Civil Veterans & Volunteers)は退職土木技術者の自主的な活動として知恵を出し合って社会貢献を目指し、約20年前から活動している。ただこのような活動が土木分野で成果を挙げた例は無く、具体的な社会貢献につなげることを主眼に模索している。近年,団塊の世代が退職し、土木分野でも技術継承が課題になっている一方、若手技術者の減少から学会活動を支える幹事団への支援も必要となりつつある。そのため,「技術継承」、「市民への土木広報」をキーワードとして、前年度に続き平成29年度も共同研究グループ活動を行ったので、本ワークショップで報告する。 前年度の主要な活動成果は「浪速の名橋50選」の改訂であった。平成29年度、「浪速の名橋50選」を活用して、学生や若手技術者への技術伝承の試行、支部「ぶら・土木」への協力を行った。さらに、追補名橋11選の橋巡り活動として「浪速の名橋50選」以外から大阪府下の名橋を選定しHP上で公表することを目的に、土木学会田中賞や関西支部技術賞を受賞した橋を選んで現地調査した。また、若手技術者への技術継承を目指し取り組んでいる自治体支援活動などを報告する。
近年、大都市では、豪雨に伴って発生する局所的な浸水被害に対処するため、地下貯留シールドトンネル(地下河川、放水路等)が建設されています。完成後の地下貯留シールドトンネルでは、その使用目的から長期にわたる高度な耐久性・機能性が要求されます。 首都圏では、供用中の二次覆工を省略した地下貯留シールドトンネルの中で、供用開始後、RCセグメントにコンクリートの剥離、ひびわれ、漏水などの損傷が生じている事例が報告されおり、その原因として、外水圧に匹敵する内水圧の繰り返し載荷に伴う覆工の軸力減少、シール材の膨張、シール溝の設置位置の影響などが指摘されています。一方、関西でも、地下河川、雨水増補幹線、貯留管(滞水池)の建設が進められていますが、供用後のトンネル覆工の損傷実態、損傷原因、損傷に対する対策については未解明な部分が残っているのが実情です。 そこで、本研究グループでは、内水圧が繰り返し作用する地下貯留シールドトンネルについて、損傷実態の把握、損傷原因となる力学挙動の解明、および対策手法の開発を行うことを目的として、昨年度から研究活動を開始しました。その結果、地下貯留トンネルの損傷形態はRCセグメントの端面におけるコンクリートの剥離が主であるが、主鉄筋に達する深い剥離も生じていること、内水圧載荷回数の増大に伴って損傷個所が増えていること、合成セグメントでは損傷事例がないこと、また関西ではこれまでの実績の2倍を超えるような最大内水位が作用する大深度地下貯留トンネルの築造が計画されていることなどが分かってきました。 本ワークショップでは、現地調査と公表資料から判明した損傷実態を報告し、損傷原因と対策について議論したいと考えています。多数のご参加を頂きますよう、ご案内申し上げます。
関西の海岸線は多様な構成要素を持っています.大阪湾沿岸では埋立地の増加等により,自然海岸が減少し,埋立護岸の延長が長くなっています.人工的に造成された海浜も点在しており,海岸の利用者も多く見られます.大阪湾外の海岸に目を移すと,南海トラフ地震とその津波対策が早急に必要な太平洋側の海岸や,風光明媚であるが厳しい冬季風浪にさらされる日本海側の海岸等があります. 本共同研究グループは,このような個性があり多様な課題を持つ関西の海岸の状況を,人工海浜の地形変化,埋立護岸等の人工構造物が水域環境に与える影響,地球温暖化により巨大化した台風が引き起こす高潮に対する防災,近い将来の来襲が予想される南海トラフ地震により発生する津波に対する防災,陸域起源および外洋起源のゴミ漂流・漂着,等の観点から調査し,それぞれの地域における課題の抽出を行うことを目的として,2017年度より活動を行っております.2017年度は,構成メンバー各自の研究成果を持ち寄っての意見交換,課題抽出のためのヒアリング,現地海岸の視察を行いました.本ワークショップでは,2017年度の活動報告と,関西各地の海岸が抱える課題を報告させて頂きます.多数のご来場をお待ちしております.
土木学会四国支部では毎年、四国四県を輪番で技術研究発表会を開催しており、平成30年度は徳島大学南常三島町キャンパスにて開催します。研究成果、技術開発、技術検討、施工技術、調査、工事に関する報告などを会員が発表します。
西部支部研究発表会は、支部会員の方々を対象に日頃取り組んでおられる土木工学や土木技術等に関する研究、技術成果を持ち寄り発表することにより、会員間の有益な情報を交換する場として毎年開催しております。
土木技術者、研究者、次代を担う学生が一堂に会し、土木工学に関する最新の技術情報を交換・習得し、討議を行う場として毎年支部研究発表会を開催しております。 会員および一般技術者を対象に、5月26日(金)、27日(土)に広島大学(広島市)で研究発表会(発表件数220件)を実施します。聴講は無料です。