概要:
新型コロナウイルスの感染拡大は、人びとの日常生活、社会生活及び経済活動の全てに影響を与え、これまでの習慣や慣例等の転換を余儀なくされ、3密(密集・密閉・密室)回避の行動が強く求められている。
一方、国土交通省道路局において、「新しい日常に対応するための当面の道路施策」が示され、その中で3密(密集・密閉・密接)回避に資する自転車通勤・通学の促進や物流事業者が利用する休憩施設の環境整備が示された。
本シンポジウムでは、新型コロナウイルスの影響により、日常生活、社会生活及び経済活動に大きな変化が求められる中、国土交通省が示す「新しい日常に対応するための当面の道路施策」に関する全国的な取り組みを見ていくとともに、新型コロナウイルスの感染拡大が引き起こした県民の行動変化(公共交通、高速道路、観光地etc)等を踏まえ、道路(構造又は利用)及び物流(港・空港)、防災、観光、公共交通等、幅広い視点からWithコロナ、或いはAfterコロナ時代のインフラの在り方について考えていく。