土木学会西部支部では「高齢化社会における水害対策のあり方に関する調査研究委員会」(平成27年度~29年度)を設置し、気象学、河川工学、交通工学、建築学、心理学、社会学など広範な分野の視点から、特に高齢者をはじめとする災害時要援護者を対象とした豪雨時の情報伝達や避難のあり方について調査検討を進めてまいりました。今回のシンポジウムでは、研究者、実務家、技術者および防災士の方々が一堂に会し、まず、都市下水道における豪雨流出についての基調講演を予定しています。次に、高齢者の避難をテーマとして、平成28年熊本地震についての行政側からの報告や調査機関による実態調査結果などを紹介していただくとともに、本年7月に発生した九州北部豪雨災害での降雨や被害の状況について、気象庁および学識者から速報を伝えていただくなど、様々なテーマでの講演・討論を予定しています。
(演題1)「道路盛土の耐震性に及ぼす諸要因の影響と耐震性照査法に関する研究」 (演題2)「IoTが作る未来の土木技術」
土木学会中国支部では、高齢化したインフラ構造物の維持補修技術検討委員会を設置し、中国 地方の高齢化構造物の長寿命化に向けて、調査・診断・予測・対策の一連の維持管理フローにおける 最新技術を調査するとともに、その実務への適用性、診断のための解析技術、長寿命化対策の新 技術開発について検討しています。 平成27年度までの成果として、供用中の老朽化鋼トラス橋を主な研究材料として取り上げ、関 連する維持管理技術に関する文献調査、現地調査、実橋載荷試験および全橋解析と耐荷力評価を 実施しています。本報告会は、上記活動における主な成果を報告いたします。
『「危機感のない日本」の危機』と題して、土木学会105代会長 大石久和氏による講演会。
豊臣大坂城と熊本城とその石垣に焦点を当て、つくった人、まもる人、まもる技術について紹介します。 後半では修理、補修のための土木技術について触れていきますが、純粋にお城、石垣に興味にある方の参加もお待ちしております。 詳しい内容は土木学会関西支部ホームページ(http://www.jsce-kansai.net/)をご覧ください。 [2017年12月10日13:30~16:30(開場13:00)][参加費:無料(このフォーラムへの参加には展示観覧券は不要。歴史博物館の展示をご覧になる場合は別途観覧券の購入が必要。][定員:200名(先着順)]
「土木の日」を記念とし、広く一般の方に土木を身近に感じてもらえるための講演会。
産官学の情報交換を図り,多様化する土木技術の実情を把握するとともに,より一層の技術の向上を目指す目的で,研究調査発表会を開催。
会員を対象にした定例会での講演会
群馬県内の産官学の土木関係者が、コンクリートの設計・製造・施工・検査・維持管理に関する情報を共有し、ともに研鑽することを目的として継続的に講習会を開催。