平成30年(2018)は、明治元年(1868)から満150年に当たります。 明治以降、近代国家への第一歩を踏み出した日本は、明治期において多岐にわたる近代化への取り組みを行い、国の基本的な形を築き上げていきました。 今回、国土地理院「地図と測量の科学館」においても、江戸から明治になり近代国家の礎となる測量や地図の世界を伊能忠敬の時代から明治期の測量機器や地図を中心に展示し、近代測量の幕開けとして紹介します。
東京都建設局では東京に架かる橋を通じ、土木の意義や魅力を都民の皆様に知っていただくことを目的に、「東京 橋と土木展」を開催します。 8回目となる今年は「戦前の橋」をテーマに、昭和初期、震災復興以降戦前に東京都に架けられた、多摩川の丸子橋・多摩川原橋・氷川大橋や、北区の音無橋、豊島区の千登世橋など14橋の青焼き図面や、多摩川に架かる大師橋や関戸橋、隅田川の小台橋や尾竹橋など41橋の写真を展示します。また、例年好評となっている「勝鬨橋の跳開模型(百分の一)」も展示します。 なお、同じ会場では土木学会と共催して都内に整備されたインフラ施設の歴史を写真や図面で紹介する展示を行う「土木コレクション2018」も同時開催いたします。
「北の暮らしを支える土木」をテーマに、土木技術会の7つの研究委員会 が、それぞれの分野に関する技術について写真や模型で紹介します。 私たちの生活を支えている「土木」について皆さんに広く理解していただくとともに、土木技術の現状をお知らせします。
私たちは「1964年」と「2020年」という2つの東京オリンピックをつなぐ時代にいます。 過去から未来へ、新しいトウキョウへと変貌を遂げようというターニングポイントに立っているのです。 思い返すと、太平洋戦争で国土が荒廃してからの日本は、ゼロからの復興であったにもかかわらず、驚くほどの経済発展を遂げます。戦後わずか20年で迎えた1964年の東京オリンピックは、国際社会への復帰をアピールする重要なイベントになりました。その “礎”となったのが土木です。そして2020年に新たな東京オリンピックを迎えようとしています。開催まで2年を切り、戦後の土木構造物を生かしながら、次世代につながる“礎”が急ピッチで整備されています。 土木学会では、2008年度から「土木コレクション」を開催してきました。今年は舞台を「戦後」に移し、1964年の一大イベントの前後で整備された数々の土木構造物の歴史資料、図面、写真、映像などを展示します。
幕末から明治維新を経て近代国家が確立する明治中期までの間は、正に激動の時代でした。この間に近代的な測量・地図作製技術が西洋から導入され、その成果として多くの地図が作製されました。 これらの地図は、地図史的観点から見ても示唆に富む貴重なものですが、同時にこの激動の時代を映すものです。これらの地図を見ながら、近代的な地図作製技術の発展の軌跡を辿るとともに、激動の時代の実相を見てみましょう。
土木関連パネル展
土木に関する展示(砂防工事の模型、近年の災害に関するパネルなど)
土木事業やその効果などをわかりやすく紹介したパネル・模型の展 示やクイズラリー、大人からお子さんまでどなたでも楽しめるイべ ントです!
平成30年10月20日(土)~21日(日)に開催される苫小牧高専祭において、土木に関する展示やコンクリート梁・水・土の簡単な実験を披露します.
「建設技術展2018近畿」は、民間企業が開発した新技術・新工法を展示・紹介する場において、産・学・官の交流を行うことで、これまで培われてきた建設技術のより一層の高度化やより広範囲な技術開発の促進へとつなげ、新技術の各工事への積極的な活用を促すことを目的とするものです。